清掃員として働いてみたいけど、具体的な仕事内容がわからなくて不安に思っていませんか。
実際、清掃員の仕事といっても、働く場所や担当する業務によってその内容は驚くほど多岐にわたります。「掃除」といっても、それぞれの現場に合わせた専門的なスキルや知識が求められるわけです。
この記事では、清掃員の基本的な仕事内容から、知られざるメリットやデメリット、そして気になる給料事情までお伝えします。これから清掃業界にチャレンジしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
\ 採用情報を公開中です /
清掃員の仕事とは
清掃員の仕事における役割は「衛生的で快適な空間をつくること」にあります。単に見えているゴミを拾ったり汚れを落としたりするだけでなく、その場所を利用するすべての人が気持ちよく過ごせる環境を整えるのがミッションです。
また、雇用形態は正社員として現場管理や専門技術を担うケースから、派遣社員やアルバイト・パートとしてライフスタイルに合わせて働くケースまで幅広いです。未経験からでも挑戦しやすく、かつ専門性を極めればプロとして活躍できる、懐の深い職業なのです。
清掃員の仕事内容は大別すると2種類ある

清掃員の仕事内容は、大別すると以下の2種類となります。
- 室内清掃
- 室外清掃
室内清掃
室内清掃とは、その名の通り建物のなかで行う清掃業務全般を指します。以下のような、屋内スペースが主な現場です。
- オフィスビル
- 商業施設
- 病院
- ホテル など
床の掃き掃除や拭き掃除、ゴミの回収などが基本業務です。天候に影響を受けにくく、空調の効いた環境で作業ができるのが特徴といえます。
ただし、利用者がいる時間帯に作業をする場合は、通行の妨げにならないよう配慮したり、挨拶などのマナーが求められたりするケースもあります。それぞれの施設の用途に合わせて、清潔さと美観を保つための細やかな気配りが必要となる仕事です。
室外清掃
室外清掃とは、建物の外周や敷地内、公園、道路などの屋外スペースをきれいにする仕事のことです。具体的には、以下のような仕事内容があります。
- 落ち葉の掃き掃除
- 除草作業
- エントランス周辺のゴミ拾い
- 外壁や窓ガラスの洗浄 など
屋外での作業となるため、夏場の暑さや冬場の寒さ、雨風といった天候の影響をダイレクトに受ける環境です。しかし、季節の移ろいを感じながら開放的な空間で体を動かせる点は、室外清掃ならではの魅力ともいえます。
清掃員の仕事内容は従事先によっても異なる
一口に清掃員といっても、どこで働くかによっても仕事内容は異なります。そして、求められるスキルや役割もまったく違うため、自らに合った現場を選んでください。
- オフィスビル・商業施設
- ホテル・旅館
- 病院・クリニック
- 学校・教育施設
- 工場・倉庫
- 動物園・テーマパーク
- ハウスクリーニング(家事代行)
- 列車・駅構内
- 特殊清掃員
- ゴミ収集
ほかにも、動物園やテーマパークでの清掃、個人の家を訪問するハウスクリーニング、列車や駅構内の清掃、さらには特殊清掃やゴミ収集など多岐にわたります。以下では、共通する仕事内容の代表例を紹介します。
清掃員の具体的な仕事内容

清掃員の具体的な仕事内容は、以下のとおりです。
清掃員の具体的な仕事内容
・日常清掃(床・廊下・階段の掃除)
・トイレ・水回りの清掃と消耗品補充
・窓ガラス・外壁の清掃
・ゴミの回収・分別・搬出
・除菌・消毒作業
・カーペット・床のワックスがけ
・ベッドメイキング・リネン交換
・特殊清掃(事故現場・害虫駆除など)
・機械・設備の洗浄
・高所・外構の清掃
日常清掃(床・廊下・階段の掃除)
清掃員の日常清掃は、オフィスビルや学校、商業施設などで毎日行うもっとも基本的な業務です。毎日コツコツと汚れを取り除いて建物の美観を維持し、利用者にとって快適な環境を守り続けるのが主な目的です。
主な作業としては、掃除機がけやモップを使った床の拭き掃除、廊下や階段の掃き掃除などが挙げられます。特別な機械を使う現場は少なく、家庭での掃除の延長線上にある作業がメインですから、未経験の方でもスムーズに仕事を覚えられます。
トイレ・水回りの清掃と消耗品補充
商業施設やオフィスビル、駅などにおいて、もっとも清潔さが求められるのがトイレや給湯室などの水回りです。便器や洗面台をピカピカに磨き上げるのはもちろん、床の汚れを落とし、鏡を曇りなく拭き上げる作業を含みます。
- トイレットペーパー
- ハンドソープ
- ペーパータオル など
上記のような消耗品の在庫を確認し、少なくなっていれば補充するのも大切な仕事です。不特定多数の人が利用する場所だからこそ、衛生管理を徹底し、次に使う人が不快な思いをしないよう細心の注意を払う必要があります。
窓ガラス・外壁の清掃
清掃員の仕事内容には、高層ビルや商業施設の窓ガラス、外壁をきれいにする業務も含まれます。手の届く範囲のガラス拭きだけでなく、高所作業車やゴンドラ、あるいはロープを使って高い場所の清掃を行う現場もあります。
専門的な技術を必要とする分野ですので、必ずしも担当するとは限りません。とはいえ、建物の外観は企業のイメージにも直結するため、定期的に行うこの清掃は企業のイメージを保つ大切な役割を持っています。
ゴミの回収・分別・搬出
清掃員の仕事では、ゴミの回収から分別・搬出も担います。オフィスビルやマンションなどから排出されるゴミを回収し、指定の場所まで運ぶだけの単純な作業ですが、意外に力が必要です。
もし分別が不十分な場合は、清掃員が手作業で仕分け直すケースもあり、地域のルールを熟知しておく必要があります。集めたゴミを指定の集積所まで搬出し、建物内を衛生的に保つのは、悪臭や害虫の発生を防ぐためにも欠かせない業務です。
除菌・消毒作業
清掃員の仕事内容のなかでも、病院や介護施設、公共施設などでなかでも大切なのが、目に見えないウイルスや細菌を取り除く除菌・消毒作業です。ドアノブや手すり、エレベーターのボタンなど、人が触れる場所を重点的に、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどの薬剤を使って拭き上げます。
感染症の拡大を防ぐために欠かせない業務であり、正しい知識と手順にもとづいて作業を行わなければなりません。専門性も高く、利用者の健康と安全を直接守る仕事であるため、責任感が問われる業務の1つです。
カーペット・床のワックスがけ
清掃員の仕事内容には、オフィスやホテル、デパートなどの床材を保護し、光沢を出すために行う定期的なメンテナンス業務もあります。日常清掃とは異なり、ポリッシャーと呼ばれる専用の洗浄機や、業務用のワックスを使用して作業を行います。
重い機材を扱ったり、均一にワックスを塗布したりするには一定のコツと習熟が必要になるため、技術の見せ所でもあります。ピカピカに生まれ変われば空間全体が明るくなり、建物の寿命を延ばす結果にもつながるやりがいのある仕事です。
ベッドメイキング・リネン交換
清掃員の仕事でもホテルや旅館、病院などで担うのが、使用済みのシーツや枕カバーを新しいものに交換し、ベッドを整える業務です。なかでも宿泊施設では、お客様がチェックインするまでの限られた時間内に、シワひとつない美しい状態に仕上げるスピードと正確さが求められます。
髪の毛一本の取り残しも許されない厳しい世界ですが、プロの技で整えられたベッドは宿泊客の満足度に直結します。体力を使う仕事ではありますが、きれいに整った部屋を見たときの達成感は格別なものです。
特殊清掃(事故現場・害虫駆除など)
清掃員の仕事のなかでも特殊清掃は、事件や事故、孤独死などが発生した現場や、ゴミ屋敷などの特殊な環境を原状回復する業務です。一般的な清掃では落としきれない汚染や強烈な死臭を除去するために、特殊な薬剤やオゾン脱臭機などの専門機材を使用します。
また、害虫の駆除や汚染された家財道具の撤去・処分なども行うため、防護服を着用して作業にあたるケースも少なくありません。精神的にも肉体的にもハードな仕事ですが、遺族や家主の困りごとを解決する、社会的に必要欠かせない深い意義を持つ業務です。
機械・設備の洗浄
食品工場や飲食店の厨房などで、大型の機械や換気扇(ダクト)、排水溝などを洗浄するのも清掃員の仕事内容です。油汚れや焦げ付き、食品の残骸などが蓄積した設備を、洗剤や高圧洗浄機を使って徹底的にきれいにします。
機械の分解や組み立てを伴う現場もあるため、設備の構造に関する知識や、安全に作業を進めるための手順を守らなくてはなりません。衛生管理が厳しい現場において、食の安全を陰ながら支えるプロの仕事といえます。
高所・外構の清掃
清掃員の仕事内容でイメージしやすいのが、高所や外構の清掃ではないでしょうか。ビルの屋上や高い吹き抜け部分、または公園や敷地内の植栽管理などを含む広範囲な業務です。
高所作業では安全帯やヘルメットの着用が義務付けられており、高所恐怖症の方には難しいかもしれませんが、特殊なスキルを持つ人しかできない貴重な仕事です。外構清掃では、夏場の草刈りや落ち葉の処理など、季節ごとに変わる自然環境に対応しながら作業を進めます。
清掃員の仕事を選ぶ9つのメリット

清掃員の仕事を選ぶメリットは、以下の9つです。
清掃員の仕事を選ぶメリット
1. 未経験でもはじめやすい
2. 求人が安定している
3. 年齢を問わず長く働ける
4. 勤務時間の融通が利く
5. 一人で黙々と作業できる
6. 達成感を得やすい
7. 体を動かせる
8. 日常の掃除スキルを仕事に活かせる
9. 経験を積めば独立開業も視野に入る
未経験でもはじめやすい
清掃員の仕事内容は、一部を除いて特別な国家資格や高い学歴がなくてもはじめられるものばかりです。会社では入社後に丁寧な研修制度が整っており、道具の使い方や洗剤の種類を一から教えてもらえます。
これまでまったく違う業界で働いていた人や、仕事のブランクがある人でも安心してスタートできます。未経験からはじめて現場で経験を積み、将来的に正社員やリーダー職を目指すといったキャリアも十分に可能です。
求人が安定している
清掃員の仕事内容を見てもらうとわかるとおり、景気が良くも悪くも、人が生きている限り需要はなくなりません。以下のように清掃が必要な場所は街中に溢れ、求人は常に一定数存在しているからです。
- オフィスビル
- 病院
- スーパー
- マンション など
いつも募集中となれば、「悪い仕事ではないか」と考えてしまうかもしれません。しかし、清掃員の仕事は需要がなくならない仕組みだからこそ、社会情勢に左右されにくく安定して長く働き続けたい方に向いているのです。
年齢を問わず長く働ける
清掃員の仕事内容は簡単なものも含みますので、業界では20代の若手から60代以上のシニア層まで、幅広い年齢層の人が活躍しています。なかでも定年退職後のセカンドキャリアとして清掃の仕事を選ぶ方もおられ、健康維持を兼ねて働ける点が人気を集めています。
年齢を重ねても「まだまだ現役で働きたい」という意欲があれば、採用されるチャンスが豊富にあるのが業界の特徴です。体に無理のない範囲でシフトを調整してくれる現場もあり、年齢を理由に仕事を諦める必要がありません。
勤務時間の融通が利く
清掃員の仕事には、早朝だけの短時間勤務、日中のフルタイム、夜間の作業など、多様なシフトパターンがあります。子育て中の主婦(夫)の方なら子どもが学校に行っている間だけ、学生なら授業の前後の時間帯など、自らのライフスタイルに合わせて働けます。
副業やダブルワークとして隙間時間に働きたい人にとっても、時間の融通が利きやすい環境は魅力です。プライベートの時間を大切にしながら、無理なく仕事を続けられる柔軟性がある仕事なのです。
一人で黙々と作業できる
清掃の仕事は基本的に、担当エリアを一人または少人数で任される現場がメインです。自らのペースで黙々と仕事に集中できますし、接客業のように常にお客様の対応に追われたり、電話対応に時間を取られたりはほとんどありません。
複雑な人間関係に悩まされたり、対人関係のストレスを感じたりした経験はないでしょうか。こうした面を見れば、人と接するのが少し苦手な方や、1つの作業に没頭するのが好きな方にとっても働きやすい環境です。
達成感を得やすい
清掃は、汚れていた場所が自らの手できれいになっていく過程が目に見えてわかる内容のはっきりとした仕事です。黒ずんでいた床がピカピカになったり、散らかっていたゴミがなくなってスッキリしたりした瞬間は、何度経験しても気持ちが良いものです。
エスシーエスの現役メンバーも自らの成果がその場ですぐに確認できるのが、毎日のモチベーション維持につながっています。「自分がこの場所をきれいにした」という確かな手応えを感じながら働けるのが、清掃員ならではの醍醐味です。
体を動かせる
デスクワークで一日中座りっぱなしの仕事とは違い、清掃員は常に体を動かしながら作業を行います。以下のような動作は、適度な有酸素運動や筋力トレーニングの効果も期待できます。
- 掃除をしながら歩き回る
- 拭き掃除で腕を動かす
- たったりしゃがんだりする
ジムに通わなくても働きながら運動不足を解消でき、健康的な体を維持できるのです。実際に「清掃の仕事をはじめてから体力がついた」、「体が軽くなった」と感じている現役スタッフも少なくありません。
日常の掃除スキルを仕事に活かせる
清掃員の仕事内容から学んだ掃除スキルは、普段の家事でも活用できます。その逆も然りで、行っている掃除の経験や知識を、そのまま仕事に活かせるのも清掃員の強みです。
特別な技術がなくても、「ここをきれいにしたい」という感覚があれば、即戦力として活躍できる場面が多々あります。仕事とプライベートの双方で掃除スキルが向上し、相乗効果で生活の質を高められるのも嬉しいポイントです。
経験を積めば独立開業も視野に入る
清掃業は、ほかの業種に比べて初期投資が少なく済む業種であるため、経験を積んだ後に独立開業を目指しやすい分野です。特別な店舗を構える必要がなく、身につけた技術と最低限の道具さえあれば、個人事業主としてスタートできます。
もちろん、一定のハードルはあります。とはいえ、ハウスクリーニングやビルメンテナンスなど、得意な分野で顧客を獲得できれば、会社員時代以上の収入を得るのも夢ではありません。
清掃員の仕事を担う6つのデメリット

清掃員の仕事を担うデメリットは、以下のとおりです。
清掃員の仕事のデメリット
1. 体力的な負担が大きい
2. 給与水準が低め
3. 天候・環境の影響を受ける
4. 早朝・深夜勤務がある
5. 低い評価で見られやすい
6. 特殊清掃は精神的な負担がある
体力的な負担が大きい
清掃員は基本的に立ち仕事であり、勤務時間中は常に動き回っているため、体力的な負担は決して小さくありません。以下のように、足腰への負担がかかりやすい業務だからです。
- 重いゴミ袋を運ぶ
- ポリッシャーなどの機材を扱う
- 低い姿勢での作業が続く
パッと見ると楽そうですが、意外に力のいる作業がしばしばあります。慣れるまでは筋肉痛や疲労感に悩まされ、自らの体力と相談しながら働くのが得意な方でなければ最初は辛いかもしれません。
給与水準が低め
清掃業界の給与水準は、ほかの産業と比較すると仕事内容が簡単であるものもあり、やや低めに設定している傾向があります。なかでもアルバイトやパートの場合は、最低賃金に近い時給からのスタートとなる企業もあります。
正社員であれば、管理職や専門的な資格の取得が一般的なキャリアパスです。高収入を一気に目指すのは難しいですが、安定性や働きやすさ、副業としての収入源などの別の価値観を見出せる方に向いています。
天候・環境の影響を受ける
清掃員の仕事内容は、屋外の清掃を担当する場合、夏の猛暑や冬の極寒、雨や風などの天候にさらされながらこなさなくてはなりません。また、トイレ清掃やゴミ処理の現場では、どうしても不快なニオイや汚れと向き合います。
空調の効いた快適なオフィス内での作業ばかりではないため、現場によっては過酷な環境下での労働になるケースもあります。こうした環境的なストレスに耐えられるかは、清掃員として長く続けられるかの分かれ道です。
早朝・深夜勤務がある
清掃員の仕事では、施設が開館する前の早朝や、閉館後の深夜に清掃を行う現場もあるため、生活リズムが不規則になりやすいです。例えば以下のような現場では、一般的な会社員とは真逆の生活時間帯になります。
- 始発前の駅構内清掃
- 深夜のオフィスビル清掃 など
夜勤が続けば、体調管理が難しくなったり、家族や友人との予定が合わせにくくなったりするデメリットも考えられます。自らの体質やライフスタイルに合ったシフトを選べる企業を探しましょう。
低い評価で見られやすい
残念ながら世のなかには、「清掃員の仕事はだれでもできる簡単な内容だ」という偏見や誤解を持っている人が一定数います。プロの技術や知識を持っていたとしても、社会的な評価やステータスが低いと「自己肯定感」が下がる瞬間があるかもしれません。
挨拶をしても無視されたり、心ない言葉をかけられたりして、悔しい思いをする経験談も聞かれます。仕事の重要性や誇りを自分自身でしっかりと持ち、周囲の雑音を気にしない強さが必要になる場面もあるのです。
特殊清掃は精神的な負担がある
清掃員の仕事内容のなかでも、特殊清掃はまた違う専門分野です。孤独死の現場や事故現場などを扱う特殊清掃は、一般的な清掃業務とは比較にならないほど精神的な負担が大きくなります。
凄惨な現場を目の当たりにするショックや、強烈な死臭などの感覚的なストレスは計り知れません。高い使命感と報酬が得られる仕事ですが、だれにでも務まるものではなく、強い精神力が求められます。
清掃員の仕事で感じられる5つのやりがい

清掃員の仕事で感じられるやりがいは、以下のとおりです。
清掃員の仕事で感じられるやりがい
・汚れが落ちた瞬間の達成感を味わえる
・「ありがとう」と感謝される喜びがある
・社会を支えている実感を得られる
・プロの清掃スキルが身につく
・働きながら健康を維持できる
汚れが落ちた瞬間の達成感を味わえる
清掃員にとってもっともシンプルで、かつ喜びは、目の前の汚れがきれいに落ちた瞬間の爽快感です。頑固で諦めかけていたシミが専用の洗剤で消えたり、曇っていたガラスが透き通るようになったりすると、パズルが解けたような快感を覚えます。
自分が手を動かした分だけ結果が出るという明快さは、複雑な業務にはない清掃ならではの面白さです。毎日小さな「できた!」を積み重ねられる何にも例えがたい一瞬は、仕事を長く続けるための原動力になります。
「ありがとう」と感謝される喜びがある
清掃員の仕事内容はだれにでもできるものではないため、作業中に施設の利用者や依頼主から「いつもきれいにしてくれてありがとう」、「ご苦労様です」と声をかけてもらえる瞬間もあります。裏方の仕事と思われやすいですが、その働きを見てくれている人からの声は、何ものにも代えがたい喜びです。
「自らの仕事がだれかの役に立っている」と直接実感できる言葉をもらうと、疲れも吹き飛び、明日も頑張ろうという活力が湧いてきます。人からの感謝の言葉は、プロとして働くうえでの自信と誇りにもつながります。
社会を支えている実感を得られる
清掃員の作り出す清潔な環境は、人が健康で安全に暮らすための基盤であり、それを最前線で支えるエッセンシャルワーカーがあなたとなる仕事です。病院の衛生環境を守る、オフィスの快適さを維持する、などは清掃員の存在なしには成り立ちません。
普段は目立たない存在かもしれませんが、社会インフラの一部として機能しているという事実は揺るぎないものです。「自分がこの街や建物を支えている」という静かな自負心を持てるのは、この仕事のやりがいになるはずです。
プロの清掃スキルが身につく
清掃員の仕事を続けるうちに、洗剤の化学的な知識や、素材に合わせた道具の選び方、作業手順などのプロのスキルが自然と身につきます。最初は時間がかかっていた作業であっても、短時間でできるようになっていく着実な成長を肌身で感じられます。
ときには、家庭では落とせなかった汚れを落とせるようになるといった具合に、自身の成長を実感できる場面も少なくありません。身につけた技術は一生モノの財産となり、職場だけでなく自らの生活や、場合によっては独立開業の武器としても活用できます。
働きながら健康を維持できる
清掃の仕事は全身を使う運動の連続で、働きながら自然と足腰が鍛えられて健康的な体を維持できる点もやりがいの1つです。ジムに通う時間やお金をかけずに、毎日の業務でお金を稼ぎながら運動不足を解消できるのは、一石二鳥のメリットとなります。
あなたも、「働きながら健康になりたい」、「安全な環境で働きたい」とお考えではないでしょうか。私たちエスシーエス(SCS)では、現在正社員およびアルバイトスタッフを募集しています。
清掃業界でよくある「キケンな高所作業」や「ツラい深夜作業」の強制は一切ありません。ご応募を心よりお待ちしています。
清掃員の給料・年収の目安
清掃員の給料はアルバイト・パートの場合、平均時給は約1,122円となっており、派遣社員の場合は少し高く1,391円程度が相場です(※1)。正社員として働く場合、平均年収は約376万円で、これを月給に換算すると約31万円、初任給としては24万円程度からのスタートが一般的です。
また、業務内容によっても給与には差があります。例えば「ビル清掃員」として働く場合、平均年収は約286.3万円です(※2)。時給換算で考えれば、一般労働者(フルタイム等)では1,412円、短時間労働者では1,179円となります。
清掃員に向いているのはどのような人?

清掃員に向いているのは、以下のような方です。
清掃員に向いている人
・きれい好きで掃除が苦にならない
・コツコツと同じ作業を続けられる
・人の役に立つことにやりがいを感じる
・体を動かすのが好き
・縁の下の力持ちに誇りを持てる
主に、「誠実さ」と「結果へのこだわり」を持ち合わせている人が適しています。判断基準としては、「単純な作業の中に自分なりの工夫や改善点を見つけられるか」を自問してみてください。
「自らの仕事がだれかの心地よい時間を創っている」と誇りを持てるなら、それは天職になり得ます。
向いていない人の特徴は?
一方で、清掃員に向いていないかもしれないのは以下のような方です。
清掃員に向いていない人
・潔癖症で汚れに触れるのに強い抵抗がある
・早朝や深夜の勤務に対応しにくい
・マイペースに仕事を進めたい
・単純作業の繰り返しに飽きやすい
・明確なキャリアアップを求めている
当てはまると働けないというものではありませんが、「変化や刺激を強く求めるタイプ」や「生理的な許容範囲が狭い人」には厳しい環境といえます。短期間での昇進や華やかな社会的評価を最優先する人には、キャリアパスの面でミスマッチが起こりやすいでしょう。
清掃員の仕事内容によって異なる取得したい資格
清掃員の仕事内容によっても異なる、取得したい主な資格は以下が挙げられます。
- ビルクリーニング技能士
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
- 清掃作業監督者
- 病院清掃受託責任者
- そのほか民間資格
ビルクリーニング技能士
ビルクリーニング技能士は、建築物の環境衛生維持管理に関する国家資格で、清掃業界において認知度の高い資格です。1級から3級まであり、実務経験に応じてステップアップでき、現場での技術力の証明として評価を受けられます。
オフィス・商業施設・学校などに関連しており、清掃の手順や洗剤の知識だけでなく、見積もりの作成や作業計画の立案能力なども認められます。資格手当がついたり、昇進の条件になったりするため、プロの清掃員を目指すならぜひ取得したい資格です。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
建築物環境衛生管理技術者、通称「ビル管理士」と呼ばれるこの資格は、特定の大きさ以上の建築物において選任が義務付けられている国家資格です。清掃業務だけでなく、以下を含めて建物全体の環境衛生を管理・監督するための幅広い知識が問われます。
- 空調
- 給排水
- 害虫防除 など
現場で作業する清掃員というよりは、建物の管理責任者を目指す人に向けた資格で取得難易度は高い分、需要も高いです。ビルメンテナンス会社でキャリアアップを目指す場合や、管理職として働きたい場合には武器となります。
清掃作業監督者
清掃作業監督者は、建築物清掃業の登録要件として配置が義務付けられている必置資格の1つです。「ビルクリーニング技能士」や「建築物環境衛生管理技術者」の資格を持っている人が、さらに講習を受ければ取得できる資格です。
清掃現場の作業手順が適切かを監督し、スタッフへの指導や安全管理を行うリーダー的な立場の人に求められます。会社としてこの資格保持者がいないと、事業登録を進められない場合があるため企業側からのニーズも高い資格です。
病院清掃受託責任者
病院清掃受託責任者は、医療機関の清掃業務を受託する際に配置が求められる責任者のための講習資格です。病院の清掃は一般的なビル清掃とは異なり、院内感染を防ぐための高度な衛生管理や、医療廃棄物の取り扱いに関する専門知識が不可欠です。
この資格を取得できれば、医療現場特有のルールや消毒方法を正しく理解している証明になります。病院清掃の現場でリーダーとして活躍したい人や、医療関連の清掃会社で働きたい人にとっては必須級の知識が得られるのです。
そのほか民間資格
清掃員の仕事内容に応じて、以下のような民間資格を取得する方もおられます。
- ハウスクリーニング技能士
- ハウスクリーニングアドバイザー
- 清掃マイスター
- クリンネスト
- 掃除能力検定
- 整理収納アドバイザー
民間資格は、清掃や整理収納に関する知識・考え方・実践ノウハウを体系的に学ぶための資格で、法的効力や業務独占性はありません。就業や事業運営に必須ではありませんが、名刺・営業時の説明材料や「掃除に強い人材」であるアピールには有効です。
清掃員になるにはどうしたらいい?
清掃員になるためのルートは、主に以下が挙げられます。
- 清掃会社に直接応募する
- 派遣会社に登録して現場に派遣される
- 公務員試験に合格してゴミ収集員になる
もっとも一般的なのは「清掃会社に直接応募する」方法です。最初はオフィスや商業施設の日常清掃(床・トイレ・ゴミ回収など)からはじめ、現場で基本的な清掃手順や安全管理を身につけます。
経験を積めば、床洗浄やワックスがけなどの定期清掃にも携われますし、資格を取得して昇進を狙うのも一案です。
エスシーエスの一員として働きませんか?

私たち株式会社エスシーエス(SCS)では、正社員およびアルバイトスタッフを募集しています。清掃業界でよくある「キケンな高所作業」や「ツラい深夜作業」の強制は一切ありません。
案件の90%が定期清掃のため仕事量も安定しており、マンションやビル共用部など似た形状の現場がメインで未経験の方でもすぐにコツを掴んでいただけます。
「体を動かして健康的に働きたい」、「人に感謝される仕事がしたい」という方は、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?ご応募を心よりお待ちしています。
まとめ
清掃員の仕事は、単に掃除をするだけでなく、人が快適に過ごせる環境を作り出し、社会の衛生を守るという意義深い職業です。仕事内容は室内から屋外、特殊な現場まで多岐にわたり、それぞれに専門性とやりがいがあります。
未経験からでもはじめやすく、年齢を重ねても長く働ける安定性がある一方で、体力的な負担や環境面での厳しさといったデメリットも理解しておく必要があります。もし「縁の下の力持ち」として社会に貢献したいという気持ちがあるなら、清掃員はあなたにとって天職になるかもしれません。
よくある質問(FAQ)
清掃員の仕事はきつい?やめとけって本当?
清掃員の仕事内容が「きつい」と感じるかは、体力や性格、そして配属される現場によって異なります。一般的に、立ち仕事で体力を使いますし、夏は暑く・冬は寒い現場もあるため、楽な仕事ではありません。
しかし、人間関係のストレスが比較的少なく、自らのペースで作業ができる点を「気楽で良い」と感じる人も少なくありません。また、エスシーエスのように「高所作業なし・深夜作業なし」と従業員の負担を減らす会社を選べば、無理なく長く続けられます。
清掃員の正社員はきついですか?
清掃員の正社員になると、現場での清掃作業に加えて、パートスタッフのシフト管理や指導、顧客との折衝などのマネジメント業務が加わります。単に掃除だけをしていたい人にとっては、責任の重さや業務の幅広さを「きつい」と感じるかもしれません。
しかし、その分給与は安定し、ボーナスや福利厚生が充実するメリットもあります。将来的にキャリアアップを目指したい人や、リーダーシップを発揮したい人にとっては、やりがいのあるポジションといえます。
清掃業で大変なことは何ですか?
清掃業で大変なことは、やはり「体力的な疲労」と「汚れやニオイへの対応」です。毎日の作業で足腰に疲れが溜まったり、トイレ清掃などで不快な状況に対処しなければならなかったりするのは、この仕事ならではの大変さです。
