オフィスビル清掃の仕事に従事している皆さん、毎日の業務本当にお疲れ様です。このページにたどり着いたのであれば、もしかすると今の仕事を辞めたいと考えているのかもしれません。
弊社を含む清掃業はやりがいもありますが、同時に大変な現場や作業も多い職種です。だれにも相談できずに一人で悩んでしまう方も少なくありません。
そこで今回は、オフィスビル清掃の仕事でよくある退職理由や、辞める前に考えてほしいこと、そしてこれからの判断基準についてお話します。少しでも皆さんの気持ちを軽くするため、そして納得できる選択をするための参考にしてください。
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オフィスビル清掃の仕事を辞めたいときはどうする?
冒頭でもお伝えしましたが、「オフィスビル清掃の仕事を辞めたい…」そう考えてはいないでしょうか。会社という立場上、同業者の関係でこれまでにもそういった悩みを抱えた方を見てきたからこそお伝えしたいのは、「まずその気持ちを否定せずに受け止めて」ほしいということです。
清掃の仕事は、周囲が思う以上に体力も気力も使う大変な仕事です。決してあなたが弱いからそう感じるわけではありません。一度は通る悩みであり、真剣に仕事に向き合っているからこそ生まれる感情でもあります。
オフィスビルの清掃は楽ですか?
よく「清掃の仕事は楽そう」というイメージを持たれるケースがありますが、実際には楽とは言い切れないのも事実です。決められた時間内に広範囲をきれいにしなければなりませんし、汚れの種類に合わせた専門的な知識や技術も求められます。
しかし、ほかの業種と比べると、精神的なプレッシャーの質が異なり、良い部分もたくさんあります。
ノルマに追われるようなストレスは少なく、自らのペースで作業に集中できるといった具合です。身体を動かすのが苦にならなければ、心地よい疲労感で一日を終えられる仕事ともいえます。
オフィスビル清掃を辞めたいと感じる7つの理由

オフィスビル清掃を辞めたいと感じる代表的な理由は、以下のとおりです。
オフィスビル清掃を辞めたいと感じる理由
・体力的にきついと感じる
・給与が低く将来性にも不安がある
・人間関係にストレスを感じる
・早朝・深夜シフトで生活リズムが崩れる
・同じ作業の繰り返しでやりがいを見失う
・仕事をなかなか覚えられない
・他人の目が気になってしまう
まずは現状を整理してから、何が自分にとってダメだったかを次に活かせるようにしましょう。
体力的にきついと感じる
オフィスビルの清掃は、想像以上に体力を消耗する仕事です。以下のように、清掃をこなすには常に動き回る必要があるからです。
- 広いフロアを掃除機がけする
- ゴミ回収で重い袋を運ぶ
- 広範囲でゴミを回収する など
なかでも階段の上り下りや、中腰での作業が続くと、足腰への負担は相当なものだったはずです。最初は大丈夫だと思っていても、長く続けていくうちに「体がついていかない」と感じてもおかしくはありません。
給与が低く将来性にも不安がある
オフィスビルの清掃員として一生懸命働いているのに、給与明細を見てため息をついてしまったという経験はないでしょうか。
厚生労働省のデータによると、ビル清掃員の平均年収は約286.3万円となっています(※1)。時給換算すると一般労働者で1,412円、短時間労働者では1,179円というデータもあり、決して高水準とはいえません。
働く人の約64.9%がパートタイマーという現状もあり、どうしても給与水準は低く見えてしまう傾向があります。将来設計を考えたときに、このままの収入で生活していけるのかと不安になるのも当然の悩みです。
人間関係にストレスを感じる
オフィスビルの清掃は一人で黙々と作業するイメージが強いですが、意外に人間関係の悩みは尽きないものです。チームで動く現場もあり、ペアを組む相手との相性が悪いと、作業そのものが苦痛になってしまいます。
また、ビルを利用するテナントの方や管理者とのコミュニケーションに気を遣う場面もあります。休憩室での派閥や噂話など、狭いコミュニティ特有の人間関係に疲れて、「もう辞めたい」と感じる人は少なくありません。
早朝・深夜シフトで生活リズムが崩れる
オフィスビルの清掃は、テナントの方がいない時間帯に行うため、早朝や深夜のシフトを組むケースもよくあります。しかしながら、だれもが寝ている時間に働いたり、朝早くから出勤したりする生活は、身体への負担も大きくなりやすいです。
家族や友人と休みが合わなくなった、睡眠時間が不規則になったなどによって、プライベートにも影響が出てしまいます。一度崩れた生活リズムを戻すのは本当に大変で、健康面での不安から退職を考えるきっかけになる方もおられます。
同じ作業の繰り返しでやりがいを見失う
毎日の業務内容が決まっているオフィスビルの清掃は確かに安心感にもつながりますが、一方でマンネリを感じる原因にもなります。以下のようなルーチンワークの繰り返しに、「自分は毎日何をしているんだろう」と虚しさを感じる方もいるためです。
- 床を掃く
- ゴミを集める
- トイレを磨く(以降続く)
新しい刺激が少なく、自らの成長を感じにくい環境では、モチベーションを維持するのも難しくなります。仕事に変化や達成感を求める人ほど、この単調さに耐えられないでしょう。
仕事をなかなか覚えられない
オフィスビル清掃はシンプルに見えて、実は覚える仕事がたくさんあるのも皆さんなら経験したはずです。突き詰めれば、以下のようにプロとして求められるスキルは多岐にわたります。
- 洗剤の種類や使いわけ
- 機材の操作方法
- 具体的な手順 など
未経験ではじめた場合、マニュアル通りにいかず、先輩のように手際よくできない焦燥感はたまったものじゃありません。「何度も同じことを聞くな」と怒られるのが怖くて、質問できずにミスをしてしまい、自信を失ってしまった方もいるでしょう。
他人の目が気になってしまう
作業中にオフィスビルの利用者とすれ違う際、挨拶をしても無視されたり、汚いものを扱うような目で見られたりして傷ついた経験はないでしょうか。清掃員という仕事に対しての見方はあまり良くなく、劣等感を抱いてしまう方もいます。
一生懸命きれいにしているのに、心ない言葉をかけられると、プライドが傷つき、やるせなくなります。ここで他人の評価を気にしすぎてしまえば、制服を着て人前に出る行為そのものが辛くなってしまいかねません。
では、辞めたくなるほどきつい・つらい仕事だと考えているオフィスビルの清掃にメリットは本当にないでしょうか。次で改めて整理してみます。
【辞める前に】オフィスビル清掃を続ける4つのメリット

オフィスビル清掃を続ける主なメリットは、以下のとおりです。
オフィスビル清掃を続けるメリット
1. 清掃技術が身につき私生活にも役立つ
2. 需要が安定していて将来も仕事に困りにくい
3. 年齢・経験に関係なく働ける
4. 一人で黙々と作業できる環境がある
清掃技術が身につき私生活にも役立つ
オフィスビル清掃の仕事で得られるメリットは、プロの掃除テクニックが身につくことです。頑固な汚れを落とすための洗剤の選び方や、効率よく部屋をきれいにする手順は、自宅の掃除でも大いに役立ちます。
仕事でやっているからこそ、家ではしたくないと感じる方もいるかもしれません。しかし、年末の大掃除や普段の家事が驚くほどスムーズになりますし、いざやってみると家族から感謝してもらえるケースもあります。
また、すでに手に入れた知識は一生モノなので、同種の別の清掃員として働く際にも役立ちます。
需要が安定していて将来も仕事に困りにくい
オフィスビルが存在する限り、清掃の仕事はまだまだなくなりません。景気に左右されにくく、常に一定の需要があるため、安定して働き続けられるのがこの仕事の強みです。
AIやロボットが進化しても、細かい部分の汚れや臨機応変な対応が必要な清掃業務は、まだまだ人の手が不可欠です。一度スキルを身につけてしまえば、もし引っ越しなどで職場が変わっても、次の仕事を見つけやすいという安心感もあります。
年齢・経験に関係なく働ける
オフィスビル清掃を含めた清掃業界は、年齢や過去の経歴を問わず、幅広い層が活躍できる貴重な職場です。定年退職後のセカンドキャリアとして選ぶ方もあり、何歳からでも新しくスタートできます。
現在の年齢から転職が厳しい、と考える方もいるはずです。特別な資格がなくてもはじめられるため、未経験からでも安心して飛び込んでキャリアアップを目指せる環境があります。体力さえ続けば長く現役でいられるので、年齢を気にせず働き続けたい方にとっては理想的です。
一人で黙々と作業できる環境がある
オフィスビル清掃であれば、接客業や営業職のように常にだれかと会話をしたり、愛想良く振る舞ったりする必要がないのも魅力です。作業中は自らの担当エリアに集中し、黙々と手を動かせるため、人付き合いが苦手な方でもストレスを感じにくかったはずです。
自らの世界に入り込んで作業を進められ、集中力がある人には適しています。私たちの会社(株式会社エスシーエス)でも、こうした「作業に集中できる環境」を守りつつ、困ったときには仲間と助け合える体制を整えており、スタッフが長く活躍しています。
オフィスビル清掃の仕事を辞める前に試してほしい5つのこと

オフィスビル清掃の仕事を辞める前に試してほしいことは、以下のとおりです。
オフィスビル清掃の仕事を辞める前に試してほしいこと
1. スキルアップに取り組んでみる
2. 職場の上司や同僚に相談してみる
3. 長めの休みを取ってリフレッシュする
4. シフト・部署の変更を検討する
5. 副業・ダブルワークで視野を広げる
スキルアップに取り組んでみる
オフィスビル清掃の仕事に飽きてしまったり、行き詰まりを感じたりしているなら、資格取得を目指してみるのはどうでしょうか。「ビルクリーニング技能士」といった国家資格に挑戦すれば、仕事への理解を深めながらより良いキャリアを目指せます。
また、給与面でも資格手当がついたり、より専門的な業務を担って昇給したりと改善も期待できます。目標を持って取り組む日々はルーチンワークにも張り合いが生まれ、モチベーションを取り戻すきっかけにもぴったりです。
職場の上司や同僚に相談してみる
オフィスビル清掃の仕事で抱えた悩みは一人で考え込まず、信頼できる上司や同僚に話してみるのも一案です。もちろん、そう簡単にいいにくい職場環境である方もおられるはずです。
しかし、意外に経験者だからこそ同じような悩みを抱えていたり、解決のためのヒントを持っていたりするのも事実です。「辞めたい」といきなり切り出すのではなく、「ここが辛い」、「こうしてみたい」と相談ベースで話してみるだけでも気持ちが楽になります。
長めの休みを取ってリフレッシュする
オフィスビル清掃で心身ともに疲れ切っているときは、正常な判断ができなくなっているものです。もし可能であれば、有給休暇などを利用して、数日間仕事から離れてみましょう。
ゆっくり体を休めたり、趣味に没頭したりするだけでも溜まっていたストレスを解消して新しい視点を得られるはずです。余裕ができると、「もう少し頑張ってみようかな」と思えるようになったり、逆に「やはり辞めよう」と決心がついたりと自らの本音も見えてきます。
シフト・部署の変更を検討する
オフィスビル勤務で一緒に働くチームに関する人間関係や勤務時間が原因で辞めたい場合は、職場を変えるのではなく、配置転換を希望するのも1つの方法です。同じ会社内でも、担当するフロアや時間帯が変われば、関わる人や業務の流れがガラッと変わります。
夜勤から日勤へ、あるいは別の現場への異動が可能か、会社に相談してみる価値は十分にあります。環境を少し変えるだけで、今の会社に在籍したまま悩みを解決できるかもしれません。
副業・ダブルワークで視野を広げる
オフィスビル清掃の収入面や将来への不安が理由なら、今のまま続けながら副業をはじめてみるのも1つの手段です。別の仕事を経験すれば現在の仕事にある良い部分を再発見できたり、新しいスキルが身についたりします。
収入の柱が増えればお財布事情も変わってきますし、何より副業の方を本業にするという選択肢も生まれます。完全に辞めるリスクを負わずに、自らの可能性を広げる手段として有効です。
オフィスビル清掃の仕事を辞めるか判断する3つの基準
オフィスビル清掃の仕事をやめるか判断する基準は、以下の3つです。
オフィスビル清掃の仕事を辞めるか判断する基準
1. 心身に不調のサインが出ていないか
2. 次にやりたいことや目標があるか
3. 辞めずに解決できる方法はないか
心身に不調のサインが出ていないか
オフィスビル清掃の仕事を続けており、以下のような体や心に不調が現れている場合は要注意です。
- 朝起きるのが辛い
- 職場に行くと動悸がする
- 眠れない など
いずれも体が「もう限界だ」と悲鳴を上げているサインかもしれません。健康を損なってまで続けなければならない仕事はありませんので、無理をせず退職や休職を優先して考えるべきです。
自らの心身の健康を守ることを最優先に、勇気ある決断をしてください。
次にやりたいことや目標があるか
今のビルオフィス清掃を辞めた後、具体的にやりたいことや目指したい姿があるかを自問自答してみましょう。「ただ今の仕事が嫌だから」という理由だけで辞めてしまうと、転職先でも同じような不満を抱くからです。
「もっと人と関わる仕事がしたい」「スキルを活かして給与を上げたい」など、前向きな理由や目標があるなら、次のステップへ進む良いタイミングです。次のビジョンが明確であれば、後悔のない転職ができるはずです。
辞めずに解決できる方法はないか
繰り返しとなりますが、オフィスビル清掃で今抱えている不満や悩みは、本当に退職しないと解決できないものか、もう一度冷静に考えてみてください。シフトの調整や担当場所の変更、あるいは気の持ちようで改善できる余地はないでしょうか。
もし会社側に相談して状況を変えるチャンスがあるなら、辞める決断をする前にアクションを起こしてみるべきです。あらゆる手を尽くしても状況が変わらないと分かってから辞めても、決して遅くはありません。
オフィスビル清掃の仕事に向いていない人
もしあなたが以下のような特徴に当てはまるなら、無理をしてオフィスビル清掃の仕事を続けるよりも、別の職種を探したほうが幸せになれるかもしれません。
- 体力に自信がない人
- 細かい汚れが気にならない人
- 大雑把な作業をしがちな人
- 単調な作業が苦手な人
例えば、成果よりも過程の快適さを重視し、仕事に刺激や変化、成長実感を求める人には不向きになりやすいです。努力が目立ちにくい環境に不公平さを感じやすい人は、別分野を選ぶ判断も一案となります。
向いている人
逆に、次のような特徴を持つ人にとって、オフィスビル清掃は天職になる可能性があります。
- きれい好きな人
- 一人で集中して作業できる人
- コツコツ継続するのが得意な人
- 体を動かすのが苦にならない人
もしあなたがこれらに当てはまるなら、環境さえ合えばきっと輝けるはずです。評価を他人に委ねず、日常を整えること自体に意味を感じられるかが判断基準です。
安定したオフィスビル清掃の職場で働きませんか?

ここまで読んで、「清掃の仕事自体は好きだけど、今の環境が辛い」、「もっと安心して働ける場所があるなら」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。もし今の職場に不満があるなら、ぜひ「エスシーエス」で働きませんか?。
- 深夜作業・高所作業はなし
- アルバイトでも移動時間を時給に換算
- 困ったときはすぐに先輩に相談可能
弊社は定期清掃が9割を占めており、スケジュールも安定しています。一人で抱え込まず、仲間と共に「快適な空間」を作るやりがいを、私たちと一緒に感じてみませんか。
まとめ
オフィスビル清掃の仕事を辞めたいと悩むのは、あなたが真剣に仕事と向き合っている証拠です。体力的な辛さや給与への不満など、理由はさまざまですが、まずは自らの気持ちを整理してください。
現在のメリットにも目を向けつつ、心身の健康や将来の目標と照らし合わせるのがポイントです。もし、環境を変えて再挑戦したいという気持ちがあるなら、ぜひ弊社にご応募ください。
参考・出典
- ビル清掃 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag):https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/97 ↩︎
