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清掃員に資格は必要?未経験から正社員を目指すために知っておくべきこと

清掃の仕事に興味はあるけど、「資格は必要なのかな?」「資格がないと正社員にはなれないのかな?」と疑問に思っていませんか。

特殊清掃といった専門職を含むため、どうしても難しい仕事として捉える方もいるかもしれません。しかし、実際の清掃業界は未経験からでも飛び込みやすく、働きながら資格を取得してキャリアアップしていく人が大半の業界です。

今回は、清掃員に資格は必要なのか、具体的な資格や取得のメリットまで詳しく解説します。これから清掃のプロを目指す方も、すでに現場で活躍している方も、ぜひ参考にしてください。

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清掃員として働くのに資格は必要?

清掃員として働くために、必須となる資格はありません。求人情報を見ても「未経験歓迎」、「資格不問」と記載しているケースがほとんどで、やる気さえあればだれでもすぐに仕事をはじめられます。

まずは現場で作業の流れや道具の使い方を覚え、実務経験を積んでいくのが何よりも大切です。しかし、長く働き続けたり、より良い待遇を求めたりする場合には、資格の有無が意味を持つようになってきます。

国家資格と民間資格の違い

清掃員に関する国家資格と民間資格の違いは、認定する運営母体にあります

国が認める国家資格は法律にもとづいて個人の能力や知識を証明するもので、社会的信用が高く、就職や転職において武器になります。一方、民間団体や企業が認定する民間資格は特定の分野に特化した知識や技術を証明するもので、実務に役立つスキルを磨くのに適しています。

キャリアアップを目指すなら、まずは信頼性の高い国家資格の取得を目標にしつつ、必要に応じて民間資格でスキルを補完していくのがおすすめです。

清掃員として資格を取得する4つの理由

清掃員 資格

清掃員として資格を取得する理由は、主に以下の4つです。

清掃員として資格を取得する理由

1. プロとしての技術を証明できる
2. 給与アップ・資格手当につながる
3. 正社員への道が開ける
4. 現場責任者や独立開業への道が開ける

プロとしての技術を証明できる

清掃員の仕事は「だれにでもできる」と思われやすいですが、実際には洗剤の知識や素材に合わせた適切な清掃方法など、専門的な技術が求められます。資格を取得できれば単なる作業員ではなく、プロであることを客観的に証明できます

資格があるだけでも顧客や雇用主からの信頼度は上がりやすいですし、国家資格の保有者であれば重要な仕事を任せてもらえるチャンスも自然に増えます。自分自身の技術に自信が持てるようになり、モチベーションを向上できるのもメリットです。

給与アップ・資格手当につながる

清掃員として資格を取得できれば、給与アップや資格手当を得られるのもメリットです。清掃会社やビルメンテナンス会社では、特定の資格を持っている従業員に対して「資格手当」を支給しています。

毎月の給与に数千円から数万円が上乗せとなれば、年収ベースで見ると思った以上に差がでます。また、資格を持っていれば基本給のベースアップ査定で有利に働いたり、賞与の評価が上がったりするケースもあります。

正社員への道が開ける

アルバイトやパートからスタートした場合でも、資格を取得すると清掃員として正社員への登用の道が開かれるのもメリットです。会社側としても、資格を持つ意欲的な人材を正社員として雇用し、長く活躍してほしいと考えるからです。

なかでも国家資格を持っていると、採用担当側から見れば現場のリーダー候補として期待してしまいます。安定した雇用形態を目指すなら、資格はぜひ取得しておきたいアピール材料になるのです。

現場責任者や独立開業への道が開ける

将来的に清掃員として現場の責任者やマネージャーを目指す場合、特定の資格を持っている点が必須条件となるケースも多々あります。また、もしあなたが将来独立して自らの清掃会社を持ちたいと考えているなら、資格は顧客からの信頼を獲得するために欠かせません。

資格があれば「清掃作業監督者」などの責任ある立場に就けて、法律に基づいた事業登録もスムーズに行えます。自らのキャリアの可能性を最大限に広げるために、資格取得は有効な手段ともなるのです。

清掃員が取得したい3つの国家資格(技能検定)

清掃員が取得したい国家資格(技能検定)は、以下の3つです。

  • ビルクリーニング技能士
  • ハウスクリーニング技能士
  • 建築物環境衛生管理技術者

ビルクリーニング技能士

ビルクリーニング技能士は、ビル清掃業務の技能を国が評価する国家検定です。ビルメンテナンス業界で働くならぜひ取得を目指したい資格で、等級は1級、2級、3級、基礎級の4つに分かれており、自らのレベルに合わせて段階的に挑戦できます。

1級に合格すると厚生労働大臣から、それ以外は協会から合格証書が交付され、技能士の称号が得られます。また1級は、建築物衛生法に基づく「清掃作業監督者」になるための要件を満たせるため、現場責任者を目指す人には必須の資格といえます。

参考:公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会|ビルクリーニング技能士:https://www.j-bma.or.jp/qualification-training/building-cleaning

ハウスクリーニング技能士

ハウスクリーニング技能士は、一般家庭の清掃(ハウスクリーニング)分野に特化した国家技能検定で、単一等級の資格です。厚生労働省の指定試験機関である全国ハウスクリーニング協会(HCA)が実施しており、レンジフードの洗浄やダイニングチェアのクリーニングなど、実践的な実技試験が行われます。

合格すると技能士章(バッジ)が授与され、確かな技術を持ったプロの人材だとお客様にわかりやすく証明可能です。受験資格として3年以上の実務経験が必要ですが、独立開業を目指す人にとっては、他社との差別化を図るための武器になります。

参考:公益社団法人全国ハウスクリーニング協会|ハウスクリーニング技能士技能検定:https://housecleaning-kyokai.org/examination/index.php

建築物環境衛生管理技術者

通称「ビル管」と呼ばれる「建築物環境衛生管理技術者」は、建築物衛生法に基づく国家資格です。延べ床面積3000㎡以上の特定建築物には、必ず選任しなければならない必置資格です。

年1回、例年10月頃に国家試験が実施され、難易度は高めですが取得すればビル管理のスペシャリストとして高い評価を受けられます。実務経験が2年以上必要となるものの、現場の作業員から管理職や設備管理の責任者へとステップアップしたい人にとっては価値のある資格です。

参考:日本建築衛生管理教育センター|建築物環境衛生管理技術者講習会:https://www.jahmec.or.jp/koushu/kanrigijutu-nittei.html

清掃員として取得できるそのほかの民間資格

清掃員 資格 民間

国家資格以外にも、清掃のスキルを証明できる民間資格は以下を筆頭に数多くあります。それぞれの資格には得意とする分野があり、取得できれば専門性をアピールできます。

  • クリーニングインストラクター
  • ハウスクリーニングアドバイザー
  • 整理収納アドバイザー

場合によっては、特定の現場で以下を取得するケースもあります。

  • 病院清掃受託責任者(医療現場の衛生管理)
  • 建築物清掃管理評価資格者(清掃品質のチェック役)

本当に必要であるかは、清掃員として働く現場によっても異なるのが実情です。これから目指したいキャリアパスに応じても変化するため、国家資格をメインに据えて取得を目指してください。

働く現場でも必要な資格は異なる

清掃業と一言でいっても、活躍するフィールドによって求められる資格やスキルは異なります。自分がどちらの方向性でキャリアを築いていきたいかによって、取得すべき資格を選んでください。

参考までにざっくりと大別すると、以下のような傾向があります。

  • ビルメンテナンス業界(企業向け・安定重視)
  • ハウスクリーニング業界(個人向け・独立重視)

ビルメンテナンス業界ではチームでの作業や管理能力を重視するため、ビルクリーニング技能士などの資格が評価されやすいです。一方、ハウスクリーニング業界では、お客様と直接やり取りをする性質上、マナーや細かい技術、整理収納の知識などが役立ちます。

清掃員は資格なしでも働ける仕事もある

ここまで清掃員の資格の重要性をお伝えしてきましたが、すべての清掃業務に必要なわけではありません。未経験の方でも、やる気と体力があればすぐに活躍できる現場はたくさんあります。

まずは実際の現場に出て、仕事の楽しさややりがいを感じてみる第一歩からはじめてはいかがでしょうか。

  • ホテルの清掃
  • マンションの清掃
  • その他の清掃業務

私たちエスシーエスは現在、未経験からスタートできる清掃スタッフを積極的に募集しています。丁寧な研修制度があり、働きながら資格取得を目指す先輩たちもたくさん在籍しています。

プロの清掃員としての第一歩を、ぜひ私たちと一緒に踏み出してみませんか?

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清掃員が資格を取得する流れ

清掃員が資格を取得する流れは、主に以下のとおりです。

清掃員が資格を取得する流れ

【1】 資格なしで清掃業界に就職する
【2】 実務経験を積みながら3級を取得する
【3】 2級を取得してスキルを証明する
【4】 1級や上位資格で責任者を目指す

ステップ1:資格なしで清掃業界に就職する

まずは、清掃員として資格がなくても応募できる清掃会社やビルメンテナンス会社に就職するのが第一歩です。清掃の仕事は現場での経験が何よりも重要視する世界ですので、実際に体を動かして基本を学ぶのが大切です。

右も左もわからない状態であっても、先輩の作業を見て技を盗んだり、手順を覚えたりしながら、清掃の基礎を身につけていきます。この段階で、自分がどの分野(ビル清掃、ハウスクリーニングなど)に向いているかを見極めておくとキャリアパスも明確になります。

ステップ2:実務経験を積みながら3級を取得する

清掃員として現場での仕事に慣れてきたら、最初の目標として「ビルクリーニング技能士3級」の取得を目指しましょう。3級は実務経験がなくても受験できるため、未経験からはじめて最初に挑戦する資格として適しています。

試験勉強を通じて、清掃用具の正しい名称や使い方、床材の種類ごとのメンテナンス方法など、基礎的な知識を体系的に学べるのも利点です。合格すれば自信につながりますし、会社からの評価も上がるはずです。

ステップ3:2級を取得してスキルを証明する

3級を取得し、さらに清掃員として実務経験を積んでいけば、次は「ビルクリーニング技能士2級」の資格への挑戦です。2級の受験には通常2年以上の実務経験が必要ですが、3級に合格していればスムーズにステップアップを目指せます。

2級になると求められる技能レベルも上がり、より専門的な知識と技術が必要になりますが、その分だけ合格したときの価値も高まります。中級技能者として認められれば、チームリーダー的な役割を担えるケースも増えてくるでしょう。

ステップ4:1級や上位資格で責任者を目指す

実務経験を5年以上積むか、2級合格後に所定の経験を積めば、いよいよ「ビルクリーニング技能士1級」の受験資格を得られます。1級は現場の責任者や監督者になるための登竜門ともいえる資格で、取得すれば「清掃作業監督者」の講習を受ける資格も得られます。

ここまできたら、さらに難易度の高い「建築物環境衛生管理技術者」に挑戦して、ビル管理全体のスペシャリストを目指すのも良いでしょう。資格を武器に、管理職への昇進や独立開業など、望むキャリアを実現してください。

まとめ

清掃員を目指すならSCSへ

清掃員として働くうえで、資格は必須ではありません。とはいえ、取得できれば今後のキャリアの可能性は広がりますし、給与アップや正社員化、そして将来の独立に向けた武器ともなります

もし、これから清掃業界でのキャリアをスタートさせたいと考えているなら、ぜひ私たちの仲間になりませんか?

未経験者を歓迎しており、資格取得支援制度なども活用しながら成長できる環境を整えています。あなたからのご応募を心よりお待ちしています。

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清掃員の資格に関するよくある質問(FAQ)

清掃系の国家資格は?

清掃業務に直接関連し、社会的に信用の高い国家資格には以下が挙げられます。いずれも法律にもとづいて定められており、取得できれば公的にスキルを証明できます。

  • ビルクリーニング技能士
  • ハウスクリーニング技能士
  • 建築物環境衛生管理技術者(ビル管)

お掃除の資格一覧は?

掃除や清掃に関する資格は、以下のように国家資格から民間資格まで幅広くあります。自らの目指すキャリアや業務内容に合わせて、適切な資格を選んでください。

  • ビルクリーニング技能士
  • ハウスクリーニング技能士
  • 建築物環境衛生管理技術者
  • クリーニングインストラクター
  • ハウスクリーニングアドバイザー
  • 整理収納アドバイザー
  • 病院清掃受託責任者
  • 建築物清掃管理評価資格者

未経験から最初に目指すべき資格はどれですか?

清掃員としてまだ実務経験が浅い方や、これから業界に入る方が最初に目指すべき資格は以下のとおりです。まずは受験資格のハードルが低く、基礎知識を身につけられるものから挑戦するのがおすすめです。

  • ビルクリーニング技能士3級
  • ハウスクリーニング技能士(実務不問の回)
  • 民間の入門資格(アドバイザー系)

清掃の資格は独学でも取得できますか?

はい、清掃の資格は市販のテキストや過去問題集を使って独学で取得できます。なかでも学科試験については、隙間時間を使って勉強するだけでも十分に合格レベルに到達できます。ただし、実技試験がある資格については、動画で手順を確認したり、実際の現場で練習したりしなければなりません。

働きながら資格を取ることは可能ですか?

はい、もちろん可能ですし、むしろ働きながらの方が有利な場面も意外にあります。清掃の資格のいくつかは実務経験が受験資格に含まれていたり、試験内容が実際の業務と直結していたりするからです。現場で学んだ内容を試験勉強で復習し、試験勉強で得た知識を翌日の現場で活かすという相乗効果が期待できます。

清掃責任者の資格は?

清掃の現場の責任者や監督者として働くために求められる資格や、選任が必要な資格は以下のとおりです。これらを持っていると、リーダーとしての資質があるとみなされ、キャリアアップに直結しやすくなります。

  • 清掃作業監督者(法定講習)
  • ビルクリーニング技能士1級
  • 建築物環境衛生管理技術者(設備側の責任者)

清掃業でおすすめの資格は?

数ある清掃員の資格のなかでなかでもおすすめしたいのは、汎用性が高く、業界内での評価が確立しているものです。自らの進みたい方向性に合わせて、まずは以下の資格の取得を検討してください。

  • ビルクリーニング技能士(キャリア基盤)
  • ハウスクリーニング技能士(独立向け)
  • 清掃作業監督者(責任者クラス)